秋田市外の県内某所にて、ボロ戸建ての元付け業者よりも先に所有者と話すという体験をしました。
ネットで見つけたボロ戸建てを、いつもどおり勝手に現地視察したら、そのまま流れで所有者の奥さんと話すことになったのです。
以前にも書きましたが、気になる物件情報を発見したらすぐ見に行くことの大切さを再認識する体験となりました。
Contents
不動産ジャパンでボロ戸建てを発見
いつもの日課にしているネットでのボロ戸建て探し。
秋田市在住のわたくし一休ですが、秋田市に限定してボロ戸建てを探していても、なかなか格安ボロ戸建て物件は出てこない現状。
※以前の記事でも書いたとおり、秋田市のボロ戸建て投資市場にはライバルがいるので競争率はやや高そう。
そこで、たまに秋田市外のボロ戸建て情報もチェックしているのです。
サイトが見づらいと評判の不動産ジャパンというサイトで、秋田県内のボロ戸建て情報を探していると、100万円以下の物件を発見。
秋田市の場合、売出しのボロ戸建てが100万円を切るのはかなりレアケース。
(関連記事:秋田市で格安ボロ戸建てを探すのは困難)
秋田市から車で1時間ほどかかりますが、ボロ戸建ての探し方の修行も兼ねて見てみようか、と腰をあげた次第。
不動産ジャパンに載っていた住所を視察
今回のケースでは、不動産ジャパンに住所が載っていました。
これは中々珍しいケース。通常は、番地までは載せずに業者に問い合わせしなければなりません。
「電話しなくていいじゃんラッキー」
とさっそく車のエンジンを始動。物件へ向かったのでした。
ボロ戸建てに貼られていた番号に電話すると所有者に
秋田市から車で約1時間。
昔ながらの町並みが残る田舎に佇むボロ戸建て。
ぱっと見はなかなか小ぎれいな印象。
外観は悪くなさそうで、屋根も比較的新しい。
これまで数々の外壁や屋根が玉砕したボロ戸建てを見てきた中では、かなり手入れされている外観。
(※格安ボロ戸建てでは屋根天井外壁が玉砕した廃墟も珍しくありません)
「中を見てみたいなあ」
そう思いたち、窓に貼ってあった宅建業者の電話番号を鳴らしましたが不在の様子。
もう1枚、紙に書いて貼ってあった携帯電話を鳴らすと、所有者の奥さんが出たのでした。
「物件の中を見たいんですが」
とお願いすると、
「5分で行きますので待っててください」
との展開。最悪、別日になるという想定なので、5分なんて待ち時間に入りません。
「わかりました、お願いします」
ということで無事ボロ戸建ての内覧する運びに。
所有者から直接ボロ戸建てについて聞き出す
どうやら、田舎にあるボロ戸建て物件、売却は所有者の奥さんが窓口になっている様子。
もともと家族が多かった時に購入したものの、子供は県外に出ていって戻らず、倉庫として使っていたとのこと。
自宅から5分の距離にあるため、物件に住んではいないものの、こまめに来て手入れしているらしい。
100万円を切るボロ戸建てで、ここまで手入れされている物件は初めてだなあ。
「もっと安ければ、秋田市から遠いけど買ってもいいなあ。」
と思いつつ話をすすめます。
こちらの物件のネックは、汲み取り便所(ぼっとん)かつ風呂シャワーなし、というかなりの難あり。
(関連記事:汲み取り便所(ぼっとん)について解説)
人が住んでおらず、メンテナンスがされているとはいえ、このままの設備では入居付けは難航しそう。
所有者の奥さんに、その点を率直に話してみたところ、予想外の展開となりました。
知人の大工業者まで紹介してもらえる展開に
なんと、知人の大工業者を紹介して、リフォーム工事の見積もりをいただけることになったのです。
これは、正直かなりのラッキー展開。
リフォーム業者や大工などは、購入するかどうかわからない物件の見積もりは嫌がることが多いのです。
一休もこれまで何件か断られたり、見積もりを依頼して放置されている経験を積んでいます。
所有者の奥さんから紹介してもらった大工に、シャワーブースの新設見積もりを依頼して、ボロ戸建て投資の利回りを試算してみおうと思ったのでした。
大工からの見積もりを待つ現状です。
大工とのボロ戸建てリフォーム内容のやりとりはこちらの記事をどうぞ。