取引業者とのやりとり

【田舎のボロ戸建てリフォーム】落雪で壊れた外壁工事の見積もりを取るため2つの大工に依頼

外壁落雪で損傷

わたくし一休が購入した、

築37年のボロ物件。

秋田県の中でも豪雪地帯にあるため、

屋根からの落雪により外壁が破損しておりました。

さらに、雨垂れ等によるダメージで、サイディングに穴が開いている箇所もあります。

雨垂れで外壁に穴外壁に穴

諸事情により、2つの大工に外壁補修の見積もり依頼をし、

その返事が対照的だったのでご報告。

不動産屋紹介の大工は新築工事で動けなくなった

外壁工事は面積も大きいため、

DIYセルフリフォームは厳しいと考えていた一休。

売買を仲介した不動産屋が、

あらかじめ付き合いのある大工から、

外壁工事の見積もりをとっていたので、任せようと思っていました。

しかし、購入に向けて融資手続き等をするうちに、

その大工が新築工事に着手してしまい、

一休のボロ物件の外壁工事に入れなくなってしまったのです。

一休自身で物件所在地の大工に連絡

そこで、一休自身で、

物件近隣の工務店に電話をかけて、

一から見積もり依頼することになりました。

そこで複数のサイトを使ってみましたが、

もっとも役に立ったのは、

地元自治体がまとめている、

介護保険のリフォーム業者一覧でした。

自治体によっては類似のものがホームページにあると思います。

民間で介護リフォーム業者をまとめているものもあります)

介護保険では、手すりをつけたり、

スロープを新設したりする工事にお金が出ます。

それらの工事を請け負う業者のリストです。

工務店にも様々な業者があり、

新築だけをやっているところもあれば、

街の大工さん的な、

小さな工事をやってくれるところもあるのです。

一休が目をつけた介護保険業者一覧は、

比較的小規模なリフォームをやってくれるだろうと、

考えられる会社リストなのです。

結果的に2業者に連絡をとった

結果的に、2つの工務店に電話をかけ、

実際に一休のボロ戸建てを見に来てもらいました。

1社めは、ボロ戸建てを見るなりすぐに、

見積もり依頼を断られました。

2社めは、トントン拍子に話が進み、

実際に工事を発注することになったのです。

新築メインの大工は見積もりすらお断り

最初に依頼した工務店。

取り付く島もない感じで断られました。

(あとから不動産屋に聞いたところ、

大きめな新築工事をよくやっている、

地域では有名な工務店とのこと。

介護リフォーム業者登録しているから、

小規模リフォームもやるだろう、

という目論見はここでは外れました。)

電話をかけて、見積もり依頼したい旨と、

物件を見る日時を決めました。

待ち合わせに現れて、

ボロ戸建てを見て2,3分話をしていると、

「私はこの工事はやらないよ」

と断られました。

10年も空き家だったらやめた方がいいよ、

そろそろシロアリも出るだろうし、

もっと程度がよくて100万くらいの家がいくらでも売りに出てるよ、

と言うのです。

(ふざけんなよ、このジジイ、

このボロ戸建て95万で買うためにどんだけ探したと思ってんだ。

100万でもっと程度いい物件あるなら今すぐここで紹介しろよ)

という心の声をぐっと飲み込んで、

現地に足を運んでくれたお礼を述べて、

その場は終了となりました。

なお、その大工の見立てどおり、

一休のボロ戸建てはシロアリに食害されていることが後日判明しました(笑)

小規模工務店は見積もり依頼を快諾

介護保険リフォーム業者リストで順番に電話をかけていくと、

何社か断られました。

9月までは工事でいっぱいだという工務店もあれば、

もう廃業してしばらくなるが、看板だけは出している業者もありました。

そんな中、比較的小規模と思われる街の工務店的な雰囲気な大工にたどり着きました。

ボロ物件の現地で見積もり依頼してもらいたいことを伝えると快諾。

実際に来てもらい名刺交換、工事してもらいたい箇所を伝えていきます。

不動産賃貸業用の名刺があるとこういう時に便利)

「見積もりは郵送しましょうか」

と確認されましたが、

1日でも早く工事を終わらせ客付けしたい一休、

FAX使えます、あとで番号伝えますと指定しました。

ポケFAXというスマホで使えるアプリを使えば、

1ヶ月数百円でどこにいてもFAX受信が可能です。

それにしても、工事が最盛期を迎える夏場に、

見積もり依頼するとすぐに現場に来てもらえる暇がある、

というのは、発注主側からするといささか不安要素。

この大工、腕は確かなのか?という疑問が頭をよぎります。

とはいえ、高齢化と職人不足により、どこの大工も忙しい。

(それゆえ、暇そうな大工はどうなのよ?という点が不安)

工事にかけられる時間と予算の両方に制約がある今回、

背に腹は変えられません。

ボロ物件から車で10分と、近場で営業している工務店であることも、

見積もり依頼したポイント。

今後なにかあった時、物件の近場であれば対応をお願いできるだろうと考えました。

外壁補修、あまり高くなければよいなあ、

工期はできれば短めでやってくれればいいなあ、

かつ、仕上がりはボチボチそこそこにやってくれればいいなあ、

と不安はありますが、とにかく見積もりは依頼できました。

(※後日届いた見積もりは、

不動産屋リフォーム見積もりと比較しても妥当かつ良心的なものでした)