高い利回りが魅力とされ、近年は全国的に人気の投資方法になってきたボロ戸建て投資。
築古のボロ戸建てを買って、リフォームして貸し出すとういうビジネスモデルです。
秋田市においてもボロ戸建て賃貸投資を始めたいと思う方は多い様子。
この記事では、秋田市で地方ボロ戸建て賃貸投資をするメリットとデメリットを解説していきます。
Contents
秋田市でボロ戸建て投資するメリット
継続した賃貸需要が見込める
秋田市のボロ戸建ては継続した賃貸需要を見込めます。
全国でトップの高齢化率を誇る秋田県。
地価も年々下落する中で秋田市は県内で唯一、公示価格が上昇に転じた自治体となっております。
(参考:地価公示価格・土地評価額がわかるサイト)
全国的に地方から都市部への人口流入が増加する傾向の中、秋田においても秋田市への人口の流入が起こっているのです。
人口約30万人の秋田市は、約100万人の秋田県人口のおおよそ3分の1を占めており、今後も県内各地からの人口の流入が継続的に起こっていくと予想できます。
市内外からのアクセスがよい
秋田市でボロ戸建て投資をするメリットとして、市内外からのアクセスがよさが挙げられます。
秋田市へのアクセスのよいことで、物件を貸し出した際に借り手が付きやすくなるのです。
秋田県の中心部に位置する秋田市は、北は潟上市や井川町、南は由利本荘市や大仙市など様々な地域へのアクセスがよいのが特徴。
秋田市から県北部の北秋田市や大館市、南は横手市など、1時間以上をかけて車で通勤する方もいるなど、通勤時間をかけてでも秋田市で快適な暮らしをしたいという方が実際におられます。
秋田市でボロ戸建てを適切にリフォームすることにより、秋田市内外の職場で働く方をターゲットにした賃貸業を展開することができるのです。
協力してもらえる業者の数が多い
秋田県内の人口のおよそ3分の1が集中する県庁所在地の秋田市。
そんな秋田市には100を超える不動産業者が存在。
(参考:秋田市空き家バンクへの協力宅建業者)
秋田市で地方ボロ戸建て賃貸投資をしていくにあたっては、宅建業者やリフォーム業者など、様々な業者の協力を得ながら事業を展開していくことになります。
業者を選んで話を聞く際に、選択肢が多いのは賃貸投資家にとって有利に作用。
宅建業者1つとっても、売買の仲介をメインで行っている業者、賃貸の客付けが得意な業者、賃貸物件の管理をメインで行っている業者など、実は様々な種類があるのです。
(実は不動産業者にも得意分野と苦手な分野がそれぞれあります)
極端な話、街に1つの宅建業者しかなければ、仕事ぶりがいまいちだとしてもそこに任せるしかありません。
秋田市であれば、100を超える宅建業者とコンタクトをとり、賃貸投資家であるあなたが納得する宅建業者と取引していくことが可能になります。
秋田市でボロ戸建て投資をするデメリット
地価が比較的高い
全国的に見ても、地価が下落傾向にある秋田県。
そんな中にあって、秋田市は県内では比較的土地値が高いのがデメリットとして挙げられます。
(参考:地価公示価格・土地評価額がわかるサイト)
土地値が高くなるとボロ戸建てが建っていても、土地そのものに資産性があるため物件を安く手に入れるのが難しくなってきます。
特に、近年は秋田市中心エリアである泉中央や八橋、広面を中心に、新築用地を求めてハウスメーカーが奔走しております。
上記中心エリアにある物件は、たとえボロ戸建てであっても、土地として高く売れるため、安く取得するのが困難になっているのです。
ライバルが少なからずいる
秋田市で地方ボロ戸建て賃貸投資をするデメリットとして、秋田市でボロ戸建て投資をしているライバルがすでに存在していることが挙げられます。
私自身がそうですが、ボロ戸建てに関連する書籍を読んで、新たにボロ戸建て賃貸投資を始めようとする方は少なくありません。
私が秋田市内の売買を得意とする宅建業者にヒヤリングしたところ、数社においてそれぞれ少なくとも10人程度はボロ戸建てを探している方がいる、とのことでした。
それぞれを合計すると30人から100人程度は、秋田市で地方ボロ戸建て賃貸投資を始めようと考えている、もしくは実行しているということができそうです。
高い利回りがメリットのボロ戸建て賃貸投資ですが、ライバルが増えるとその分物件を仕入れるのが困難となります。
ライバル数の多さが、秋田市でのボロ戸建て賃貸投資のデメリットと言えるでしょう。