グーグルマップでボロ戸建ての住所を特定し、勤務終了後に内見した物件。
夜の現地調査から3日後、日中に不動産屋に立ち会ってもらって内見しました。
明るい昼の光の下で見ると、夜間の外観調査からでは分からないことが多かったので記事にします。
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夜の物件調査から3日後にボロ戸建てを内見
勤め人であるわたくし一休、お勤めの後にグーグルマップを頼りに行ったボロ戸建ての現地調査。
秋田市から1時間ほど車を走らせた場所にあるボロ戸建て。
ヘッドランプをデコにつけ、ボロ戸建ての周辺道路や屋根や外壁を調査したのでした。
夜間で限られた光でも、勝手口の窓ガラスが割れ、外壁サイディングが割れたりしているのは確認済み。
明るい昼の光で見るボロ戸建ては、アットホームで見ていた外観写真の印象どおりに小ぎれいなもの。
ボロ戸建ての屋根や外壁の損傷を再確認
改めて、すでにチェック済みの箇所を再点検します。
ガラスが割れていた勝手口は、ドアの下部が大きく凹み、明らかに交換が必要な状態。
田舎・秋田の雪の破壊力恐るべし。
台所の窓を開けて屋根を見上げると、大きく軒がひしゃげている部分を発見。
これも指値交渉の材料になるなと考えながら、内見を継続。
このボロ戸建て、2階建てで2方向がなだらかな傾斜地に面して立っています。
窓を開けると目の前が斜面ということは、屋根から落雪した際に、
屋根下の排雪をしなければ、外壁が雪の重みでダメージを受けるということ。
※外壁への雪によるダメージはこちらの記事をどうぞ
2階にあがり、傾斜地に面した窓を開けると、外壁に大きなダメージを発見。
サイディングが大きく割れ、放置しておけば雨漏りの原因になります。
これも指値の材料だあ、Youtubeで外壁の直し方研究しよ、
などと考えたのち、外観チェックは終了。
不動産屋作成のリフォーム見積もり入手
内装チェックする前に、不動産屋が作成したリフォーム費用の見積もりを提供してもらえました。
内見1番手である、独身男性が購入の検討のために作成依頼した様子。
いちいち業者に見積り依頼するのは手間も時間もかかるので、これはラッキー。
内装は、5年間空き家だったゆえ、ユニットバスに給湯する灯油ボイラーが使用不能に。
ガス調理台も古ぼけており、交換が必要かもしれません。
リフォーム依頼するタイミングで、水道をあけて通水テストしたとのことで、
細々した費用で、ざっくりと50万円ほどの内装見積もり。
一休がこれまで見てきた秋田のボロ戸建てでは非常に珍しく、
ユニットバス、ウォシュレット洗浄の水洗トイレ(下水接続済み)という好条件。
ボロ戸建ての内見していると、いかに普段自分の生活水準が、気づかぬうちに上がっていたかを実感します。
(いまどき、汲み取りのボットン便所の公衆トイレがあったとすれば、よほどのことがなければ別のトイレ探しませんか?
秋田市のボロ戸建てだとボットン便所非常に多いですよ。客付けに苦労しそうです)
内装については、ボロ戸建てとしては概ね良好といったところでしょう。
内見してると大工が外壁チェックに登場
内装とリフォーム見積もりを突き合わせ、不動産屋と話しをしていると登場人物が。
外壁の損傷修理について見積もりを依頼していると電話で聞いていた工務店でした。
見積もりを完成させるために、最後の現場チェックとのこと。
これまたラッキー!
分からないことがあれば何でも質問する一休。
これ幸いと大工さんにいろいろ質問。
どうやら雨樋がついていないため、外壁が雨によって傷み、さらに落雪よる力で大きく損傷しているとのお話。
沿岸の海岸線から、やや山よりに位置するボロ戸建て。
雪が多い地域では、屋根からの落雪でダメージを受けるので雨樋を設置しないケースもままあります。
雨樋つければ、雨樋が雪で壊れる。
雨樋なければ、雨の跳ね返りで外壁が壊れる。
どちらを取るか難しいところですね。
屋根に積もった雪をスムーズに落としたり、雨漏りを防ぐためには、屋根の塗装がとても大切。
2階の窓から見た、1階屋根は、塗装に一部にサビが浮いていました。
本来は、数年おきにトタンにペンキを塗り直す必要があるのですが、
5年空き家だったのでやむを得ません。
ボロ戸建てに長く稼いでもらうために、購入後はいずれかのタイミングで屋根の塗装も必要になりそうです。
不動産屋から値下げ提案され自動で指値
これらの話をしてると、不動産屋が自らプライスダウンを提示してきました。
勝手に指値が入った状態です。
1番手の内見者が入り、不動産屋がいろいろとリフォーム見積もりを動いてくれたおかげで、
一休の手間がかなり省けている状態。
まあ、大工の見積もりなしでも約50万円の見積もりだったので、
提案されなくても20万円くらいの指値交渉したでしょうが。
しかし、先方の言うに任せておくのも主体性がなく、面白くありません。
もともと120万円の物件が100万円になったので、もう一声!
ということで、90万円にしてくれませんか?というだけ言っときました。
この段階では、1番手の独身男性が購入するか未定なので、
指値がどうこう以前に購入交渉できない可能性もあります。
しかし、チャンスが巡ってきたら、すぐに飛びつけるように準備は常に大切。
一休が幼き日に所属していたボーイスカウトのモットー、
「備えよ常に」
は今も一休の中に息づいているのです。
不動産屋とのやりとりをひととおり終えて、
帰宅すると、SMSにて大工の見積もりが。
外壁リフォームの金額が約50万円とのこと。
リフォームトータルで約100万円。
約60坪の状態が比較的よい住宅だから、客付けできるだろうと考えながら、
1番手独身男がどう判断するか気にしつつ、眠りについたのでした。
それにしても、60坪に独り暮らしって、
広すぎないか?独身男よ。
(余計なお世話)
【追記】
その後、独身男は購入を辞退し、一休が指値の上購入する運びとなりました。