秋田の投資戸建て購入記

【ボロ戸建て投資】築37年のボロ屋の購入契約して手付金10万を支払【田舎秋田で実践】

わたくし一休、人生初の不動産売買契約書を締結。

築37年のボロ屋を95万円で購入するという契約書に押印し、手付金10万円を支払いました。

およそ1時間半に及ぶ不動産売買契約の手続きと流れをご報告します。

押印前日に契約書と重説を取り寄せ

不動産売買契約の締結以外にも、何かとやることが多かったこの時期。

契約当日も、午後から別業者との打ち合わせが入っており、手短に済ませたい事情がありました。

そこで契約前日に、不動産屋に依頼して、

不動産売買契約書と重要事項説明書(略称:重説、じゅうせつ)をメールで送ってもらい内容確認。

書かれていた内容は、概ね事前に不動産屋とやりとりしていた通りのもの。

2つの書類に1時間ほどで目を通し、気になることは前日の内に不動産屋に確認しておきました。

宅建業者の事務所にて契約手続き

迎えた契約当日、午前10時のアポイントメントに余裕を持って間に合うように、

7時半に自宅を出発。

1時間ほどかけて、午前8時半に不動産屋の近くに到着。

近所にある道の駅休憩所で1時間ほどかけて、契約以外の雑用を処理してしまいます。

訪問予定時刻の15分前に道の駅を出発し、

予定時刻どおりに不動産業者の事務所を訪問しました。

売主と業者、買主の3者が立ち会うのかと思いきや、

不動産と買主の2人での手続きでした。

売主からは、事前に押印してもらった様子。

境界標や建物の劣化など重要事項を確認

不動産業者が、書類の内容をかいつまんで読み上げて説明しました。

築37年の築古物件なので、現況有姿(げんきょうゆうし、そのままの状態)での販売となることを一休が了承。

境界標については、売主が前日に現地で写真をとって確認した写真をチェックしました。

一応、いびつな四角形をした土地の四隅には境界標が設置されているとのこと。

境界に関する隣地所有者とのトラブル(紛争)がないらしいことなどを確認しました。

(田舎秋田のさらに田舎なので、「土地は財産」という意識が強い地域柄。

昔は隣地所有者と少しイザコザがあったかもしれない、程度とのこと)

不動産契約書と重要事項説明書に目を通していたため、

契約自体は特に緊張することなく流れていきました。

今年(2022年)の2月に、15年落ちのボロい中古車を購入しましたが、

契約そのもののは、中古車売買を多少複雑にしたもののような感覚。

もっともそれは、脇田雄太氏のボロ戸建て投資本をはじめ、

不動産投資書籍を数十冊単位で読んでいたからこそでしょう。

ボロ屋の契約書と重説に実印を押した

およそ1時間に渡って、不動産売買契約書と重要事項説明書の説明を受けました。

いよいよボロ屋の契約書に署名、押印です。

デジタル化が進む現在、実印を押す場面は車と不動産の購入時くらいです。

住所地の役所で登録してある印鑑(実印)を、

不動産売買契約書と重要事項説明書に押していきます。

一休の住所と氏名を必要箇所に記載し、押印。

そして、製本された契約書と重説の表紙と裏表紙に契印(けいいん)を押します。

(契印:製本された書類の改ざんを防ぐために押すハンコのこと)

普通に暮らしていれば、契印を押す機会などないので、

経験がなければ少し緊張するかもしれません。

手付金10万円を支払って領収書を受領

ボロ戸建ての契約書と重説に署名、押印を済ませたら、

契約手続きは残り少し。

手付金の現金10万円を支払って、売主からの領収書を受け取ります。

(売主不在なので、不動産業者から受領)

さらに、印紙代金の現金500円を支払い。

契約書には貼り付けた印紙の代金は、売主買主で平等に負担することになっているため、

一休の書類に添付した500円分の印紙料金を支払ったのでした。

不動産屋の事務所を訪問してから、ボロ戸建ての手付金と印紙代金の支払いまで、

およそ1時間半かかりました。

手続き自体は淡々と進みましたが、事前に書類をチェックしていたことが大きいでしょう。

95万円は不動産価格としては安い部類ですが、日常生活での支出としてみれば大金。

契約手続きをスムーズに行うためにも、

事前に準備をしておいてよかったな、と思うところです。