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空き家のボロ戸建てを歩きで探して見つけた宅建業者を訪問するメリット【田舎・秋田市実体験】

空き家を転貸して収入を得るという、村上祐章氏の廃墟不動産投資を参考に秋田市で空き家ボロ戸建てを歩いて探しています。

わたくし一休が、住宅地図を片手に秋田市を歩き回ることで、ネットで検索しても上位表示されないような不動産業者の看板を見つけることがあります。

そんな時は、そのまま不動産業者を訪問してボロ物件の紹介を依頼してみましょう。

この記事では、ボロ戸建てを案内してくれそうな不動産屋の新規開拓ができるなど、空き家を探しながら中小の不動産業者を訪問活動するメリットを書いてみます。

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空き家探しを兼ねているので時間が浮く

まず最初のメリットは、空き家ボロ戸建てを探し歩きながら偶然見つけた宅建業者を訪問するので時間が浮く点

村上氏の廃墟不動産投資を読む前も、宅建業者への訪問活動は実施していました。

宅建業者訪問時の注意点をまとめた記事はこちら)

以前は宅建業者をネットで調べて飛込み訪問、もしくは電話でアポをとって訪問していたため、どうしても「訪問」としてある程度の時間を確保する必要がありました。

空き家ボロ戸建て探しのついでに訪問する場合、街を歩いて見つけた宅建業者に飛込み営業をかけます。

街を歩きながら、飲みの帰りにラーメン屋に立ち寄る気軽さでふらりと不動産屋に入りましょう。

わざわざ不動産業者に営業訪問のために出かけるのと比べて、時間を節約することが可能になります。

秋田市内の宅建業者に網羅的に営業可

空き家探しする街をくまなく歩けば、対象地域の不動産業者に網羅的にアプローチできます

秋田市内には、140以上の宅建業者が存在します。

秋田市内の宅建業者

ボロ戸建て探しをするため、多くの不動産業者を訪問すれば、ボロ物件を紹介してもらえる可能性を高められます。

しかし、140業者すべてを訪問するのは、それだけで膨大な時間と手間がかかります。

廃墟不動産投資を参考にした街を歩いて空き家ボロ戸建て探しを徹底していけば、秋田市内全域のボロ物件探しが可能。

秋田市役所の空き家担当職員ではないので、市内全域の空き家探しするのは現実的ではありません。

しかし、秋田市内をくまなく歩き回って見つけた不動産業者を訪問すれば、理論的には市内の宅建業者を網羅的に訪問することが可能になります。

業者リストでは見えない業者ごとの強みが分かる

街を歩いて空き家ボロ戸建てを探すことで地域の特色と、そこで営業する不動産屋の強みがわかってきます

たとえば、「イオンの大型ショッピングモールがある御所野地区は、比較的新しい住宅地でたまに売り物件が出されている」などその地域性が徐々にわかってくるのです。

すると、その地域に立地する宅建業者の強みを推測することができるようになってきます。

御所野地区の例だと、「この地区はイオンのテナント従業員の入居者が多いから、賃貸の客付けに強い業者かな」などと推測できます。

そこで見つけた業者を訪問する際に、強みが分かるというのは、ボロ戸建て物件紹介のお願いをする際に参考にできるポイント。

不動産業者にも色々な種類がある

街の物件看板から業者のテリトリーが分かる

歩きながら空き家ボロ戸建てを探していると、空き地に野立看板が立っていたり、アパートに空室の看板が出てたりすることがあります。

それらに書かれている不動産業者の名前を何気なく見ていると、その宅建業者がどの地域をテリトリーにしているかがわかってきます

不動産業者によっては、利用者の紹介などで遠隔地の物件が持ち込まれることも多々あること。

しかし、通りに看板を出して営業している不動産業者である以上、得意とするエリアがあるのは当然です。

宅建業者のテリトリーを把握しておけば、あなたがボロ戸建てを取得した際、どの不動産業者に客付けを依頼するかの参考になります。

不動産賃貸業をする上で、物件の空室は極力避けたいもの。

空室リスクを避けるため、物件所在地の客付けに強そうな不動産業者を探す視点で街を見てみるのもよいでしょう。

リスクもあるが得られるメリット多し

飛込みで訪問する以上は、訪問先の不動産業者で塩対応されるリスクはやむをえないもの。

そもそも訪問しようとした日が休業日の可能性、担当営業が不在の可能性、塩対応される可能性などさまざまです。

担当者がいなければ、「今日は近くを通りかかっただけですので、今度名刺を持ってきます」と言って、不動産賃貸業用の名刺を持参して、別の日に不動産業者を訪問するようにしましょう。

地域を歩き回る地域の話をしながら、空き家ボロ戸建てを探していることを伝えると、その地域についての特性を教えてもらえることがあるなど、デメリットを上回るメリットが得られますよ。

関連記事:不動産業者を訪問する際の注意点