ボロ戸建てに泊まり込みでクロス張替えの下地処理したわたくし一休。
自力で撤去できないと判断した残置物を、外壁工事に来た大工職人に依頼して1時間で撤去完了しました。
職人の仕事効率と素早さに思わず目をみはったのでご報告。
自力不可と判断した既存配管
自力撤去を見送ったのは、こちらのストーブ排気用と思われる配管。
内壁側は、ビスで石膏ボードに固定されています。
外側では外壁サイディングに埋め込まれており、外側からの作業が必要になります。
外壁工事の大工に撤去を依頼
画鋲や空気清浄機などの不要物を自力撤去した翌朝、外壁工事に来た大工職人に依頼。
「クロスの張替え自力でやるんですが、下地処理で撤去できない配管があります。
内装の石膏ボードは切ってもらって穴は開いたままで結構です。
撤去してもらって、外壁に開いた穴は外壁工事で残った不要サイディングで埋め合わせてもらえないですか」
すると男前の大工職人、笑顔でわかりましたと快諾。
前日に仕事ぶりを拝見したところ、ラジオを流しながら黙々と作業する方だったので、依頼を快諾してくれて助かりました。
(仕事中に真剣で、普段は笑顔でやりとりできる男前は絶対にモテるでしょうね)
下準備として内壁側ビスは全撤去
大工職人に依頼するにあたり、内壁側についたビスはすべて撤去しました。
ビスの撤去にあたっては、電動ドライバーがあると作業を効率的に進められます。
石膏ボードをノコギリで切り取り
仕事依頼を快諾してくれた大工職人はさっそく作業に着手。
プロの仕事ぶりで、なんと1時間ほどで作業完了していました。
まずは、不要配管周辺の石膏ボードをノコギリで切り取っていました。
(別室で作業して音だけ聞いていました。)
この不要配管、内壁側と外壁側からガッチリと連結されていました。(撤去後に判明)
真ん中で分離して取り外すのは不可能な構造のようで、大工職人に依頼して大正解でした。
外壁を電ノコでカットして撤去
内壁の石膏ボードをノコギリでカットしたあとは、外壁側での作業。
これも一休が室内で聞いていた感じですが、外壁の既存配管周辺をカットして取外し。
外壁に開いた穴は、一休が依頼したとおり外壁工事の不要材で埋め合わせてくれました。
この大工職人に依頼するというアイディア、前日に大工職人の仕事ぶりを見ていたから思いついたもの。
彼らは外壁を張り替える際、部材を必要なサイズに切り分けて行きます。
トラックの荷台を作業台として、丸ノコを使って必要なサイズに切断。
この技術を持ってすれば、リビング外側に突き出た不要配管を撤去して埋め合わせるのも簡単なはず。
この予想は見事に的中し、1時間で作業を終えてもらえたのでした。
大工職人に仕事を依頼し、同じ日にボロ物件で作業する機会があれば、彼らの仕事ぶりをじっくり見ることで得られるものが多々あるのでおすすめですよ。