築古のボロ戸建てを取得し、なるべく費用をかけずにリフォームして賃貸に出すというボロ戸建て投資。
高い利回りを期待できる地方ボロ戸建て賃貸投資を実践するためには、どこまでリフォームを実施するかの見極めが大切になります。
この記事では、ボロ戸建て賃貸投資を実践する上で必要となる、リフォーム範囲の見極め方について解説していきます。
DIYでできる範囲を確認して自分でリフォームできる部分は積極的に修繕し、プロに任せる必要がある部分は地域の相場を確認して外注しましょう。
無料のリフォーム見積り比較サービスも活用可能です。
Contents
正解がないボロ戸建てのリフォーム範囲選び
不動産は同じものが2つとない、唯一無二の存在です。
ボロ戸建てに関しても、設計や経年劣化の度合いなど同じものはありません。
唯一無二のボロ戸建ての状態に合わせて、賃貸に出すのに必要なリフォーム範囲を判断していくことが必要となるのです。
リフォームそのものはどこまでやるのかに正解はなく、あれもこれもとリフォームしてはお金がいくらあっても足りません。
ボロ戸建て賃貸投資をするために、最低限お金をかけてやる必要がある範囲を見極めていきましょう。
ボロ戸建てのリフォームに必要な知識
ボロ戸建てをリフォームするためには、ボロ戸建て投資に関する知識と、戸建てそのものに関する知識が必要。
書籍を読むことで、ボロ戸建てリフォームに関する知識を効率的に習得することが可能になります。
ボロ戸建て投資に関するおすすめ書籍
ボロ戸建て賃貸投資に関する書籍を読むことにより、ボロ戸建てを賃貸に出すにあたり必要なリフォームの程度がわかってきます。
初心者がボロ戸建てをリフォームする際に陥りがちなのが過剰リフォーム。
自分自身の常識や自分が住むという前提に立って考えてしまい、必要最低限以上の修繕をしてしまうというもの。
ボロ戸建て投資本を読むことによって、過剰リフォームによって不要な支出を抑えることが可能になります。
おすすめは、ふかぽんさんのヤンチャ大家が教える「最強ボロ戸建て」投資術です。
素人の想像を超える、徹底的に手間を省いたセルフリフォーム範囲の判断は、目からウロコが落ちまくることでしょう。
一戸建ての建築に関するおすすめ書籍
ボロ戸建てを取得してリフォームするためには、一戸建てそのものに関する知識も必要となります。
築年数が経過しているボロ戸建ては、木造の軸組在来工法で建てられている場合が多いもの。
昔ながらの伝統的な建築技術である在来建築工法に関する書籍を読んで知識を習得しましょう。
おすすめの書籍は、氏家誠悟さんの「自分でわが家を作る本。」 です。
著者が自分自身で、木造2階建ての戸建てを建築した経験を物語っています。
木造家屋の構造から、部材の施工の様子まで詳しく記述されているのが特徴。
どのような流れで一戸建て工事が進んでいくのかが分かるので、ボロ戸建てのリフォーム方法についても参考になるのです。
ボロ戸建ての現況を必ず確認しよう
ボロ戸建てをリフォームする際には、事前にボロ戸建ての現況確認が必須。
現場を確認しないでボロ戸建てを購入してしまうと、リフォームに多大な費用がかかってしまい投入資金の回収に時間が必要になります。
ボロ戸建ては同じものがないユニークな存在なので、ボロ戸建ての現況に合わせてリフォーム範囲の見極めが必要。
屋根や外壁の痛み具合、建物の傾きの有無、シロアリ被害の有無など。
わたくし一休がボロ戸建て投資している秋田県では、雪によって屋根が傷みやすい。
落雪によって外壁サイディングが割れるなどの損傷が見られる場合もあるのです。
ボロ戸建ての現場を見ることにより、インターネット上の物件情報では分からない情報を得ることができますよ。
素人が独力でリフォーム範囲を見極めるのは困難
建築の知識がない素人が、いきなりボロ戸建てのリフォーム範囲を見極めるのは困難。
書籍で必要な知識を得て宅建業者に依頼して物件を内覧することにより、リフォームが必要そうな範囲をざっくりと把握するようにしましょう。
書籍やyoutubeでボロ戸建てリフォームに関する知識を得て、自分がどこまでDIYできるかをチェック。
セルフリフォームできない部分はプロの業者から見積りを取って検討します。
無料のリフォーム見積り比較サービスなども活用しましょう。
見積りをとる際は複数業者から相見積もりを取れるとボッタクられるリスクを低減可能。
賃貸物件で人気がない、汲取式の便所(いうわゆるボットン便所)や屋根のトタンがはがれ落ちているなど、素人目にも明らかにリフォームが必要な箇所は把握できます。
その上で、上下水道への接続や浄化槽の導入、電気周りなどプロでないと詳細がわからない部分を見極めていきましょう。
業者に依頼してリフォーム範囲を見極める
自力でどこまでボロ戸建てにリフォームを加えるの判断が難しい場合、大工やリフォーム業者の方に依頼してボロ戸建てに同行してもらうのは有効な手段。
まだボロ戸建て投資に参入して経験もない状態なら、プロの目で「ここだけは絶対に直す必要がある」というポイントを見極めてもらうのがベター。
業者に依頼する際は必要に応じて日当分の報酬を支払うなど、時間を使って対応してくれる業者への配慮をするべきでしょう。
プロの目を通すことによって、素人目には判断がつかない、見えない要リフォーム箇所を発見できるようになりますよ。
リフォーム範囲の見極めは素人には難しいので、無料のリフォーム見積り比較サービスなどを活用するなどして判断していきましょう。