取引業者とのやりとり

【ボロ物件の川上情報】登記依頼した司法書士から山奥の土地を2万円での購入を提案された

1棟めのボロ戸建てを購入した際、登記を依頼した司法書士から物件の紹介がありました。

ネット公開前の情報、いわゆる川上情報というやつです。

1棟めのボロ物件購入まえの段階のためお断りしたものの、色々と活動していると紹介で物件情報が入手できることもあるのです。

売買契約完了後に司法書士を訪問

わたくし一休が、秋田県内某地に1棟めのボロ物件の購入を決定。

不動産売買契約を締結したその日、登記を依頼する司法書士の事務所を訪れてあいさつしました。

(後々、一休自身で登記するときの参考にするため、登記書類をコピーして提供してもらうよう依頼も兼ねていました)

法務局から車で5分ほどの立地に事務所を構えるK司法書士。

訪問前に電話をかけて、あいさつに伺うようアポイントメントを入れてからの訪問でした。

秋田県内最果ての山奥物件を紹介

事務所に伺ってごあいさつし、不動産賃貸業の名刺を差し出します。

すると細身で落ち着いた雰囲気のK司法書士。

「これから拡大していくんですね、頑張ってください」

と心温まる一言。

名刺に書いた、「ボロ戸建て情報ください」というアピールが効いたのか、司法書士から物件情報の提供がありました。

それは秋田県内某地、県境付近の山奥の物件情報。

司法書士業務の1つである、財産管理案件とのことでした。

亡くなった方などの遺産を管理する業務を引き受ける司法書士には、時折このような物件情報が入ってくるようです。

ネットに未公開の川上情報

今回、一休が司法書士から提供を受けた物件情報。

いわゆるネットに公開する前の川上情報というもの。

本来の意味では川上情報とは、不動産屋が仕入れた優良物件情報を、取引のある不動産投資家などに提供。

本当によい物件は、ネットに掲載される前に売れていくというやつです。

今回の場合どうしようもないクズのような土地を、タダ同然でよいから引き取ってくれませんかというもの。

このあたりの物件無料ゲットノウハウは、廃墟不動産投資家の村上氏の書籍「不動産投資の常識を極度に打ち破る! 物件無料ゲット法」に詳しく書いてあります。

司法書士からのお話だと、2〜3万円程度でよいから引き取り手を探しているとのこと。

1棟めボロ戸建てに専念するため見送り

せっかく不動産を無料に近い形でゲットするチャンスですが、1棟めの売買契約締結直後とタイミングが悪い。

これからボロ戸建てを購入してDIYセルフリフォームしようとしているので、山奥まででかけている暇などありません。

「センセイ、すみませんが今は時間がありませんので、また今度でお願いします」

と辞退することにしました。

司法書士は、業務として不動産登記のほか、判断力が低下した方の代理人となる成年後見人になったり、相続関連業務を行ったりします。

その付き合いで、今回のような財産管理案件を引き受けることもある。

処分に困った土地案件を抱えている司法書士センセイもいるでしょうから、そういった事務所に営業してみるのも、1つのアイディアとして思いついたところです。

1棟め決済時にも再びお誘いあり

1棟めボロ戸建ての売買契約締結から10日ほど。

信金から融資が実行される決済当日を迎えました。

朝イチで信金に行き、書類手続きしているとK司法書士が登場。

信金の担当金融マンが振込手続きをして席を外している際にも、再び川上物件購入のお誘いがありました。

「一休さん、県境の山奥の土地、お待ちしておりますよ」

よっぼど引き取り手がいなくて困っている様子がうかがえます。

少子高齢化が現在進行系で進むど田舎の秋田県。

時間ができたらドライブがてら現地を見てもいいかなと思いつつ、丁寧にお断りして決済手続きに戻ったのでした。