ボロ戸建て投資基礎知識

【ボロい家に火災保険】築30年を超える戸建てに火災保険をかけるなら県民共済を検討しよう

築年数が30年以上の築古ボロ戸建てを購入する場合、

あまりにボロいと民間の火災保険には入れないことがあります。

そんな場合に有効に活用したいのが県民共済です。

わたくし一休が活動する、秋田県にある、

秋田県民共済の火災共済を例にとってオススメの理由をご紹介します。

あまりにボロい物件は火災保険に入れない

築古のボロ屋を購入する場合、あまりにボロいと民間の火災保険に入れないことがあります。

一休が、1棟めのボロ物件を購入する前、

宅建業者からもらった、築75年の平屋ボロ戸建ての物件概要(マイソク)を持参して、

損保ジャパンの代理店に相談しにいったことがありました。

そこで、保険屋に言われたのは、

外壁が剥がれたままの状態や、屋根が飛んでくる恐れがある小屋が敷地に内に建っている場合、

そのままの状態では火災保険に入れませんね、という事実。

民間の火災保険に入る場合、台風などで剥がれ飛ぶリスクの高い部分を修繕しないと、

保険に加入できないケースがあるのです。

県民共済を使えば安価でそこそこの保障

各都道県にある県民共済の火災共済を使えば、

安価でそこそこの保障を受けることが可能になります。

一休が活動する秋田県民共済の場合、

建物の総坪数が50坪の場合は、3,500万円の保障額で、

年払いの掛け金額が30,240円と安価に火災保険に加入可能。

築30年を超えるボロ戸建てでも加入可能

築30年を超えるボロ戸建てでも、加入可能なのが県民共済のよいところ。

一休が、秋田県民共済の事務所に伺ってお話を聞いたところ、

特に加入にあたって、物件の現地調査などは行わないとのこと。

インターネット経由や書類提出などで加入手続きでき、

必要な情報は、建物の構造(木造 or 鉄筋コンクリート造)と

住宅の総坪数だけ。

非常にシンプルな必要情報で加入でき、

民間の火災保険ほど充実してはいないものの、

そこそこの保障を受けられます。

秋田県民共済の場合 建物の外観等は無関係

すでに書いたとおり、秋田県民共済の場合、

火災共済に加入するにあたり、ボロ物件の現地調査は行いません。

そのため、建物自体がボロいままでも火災保険に加入可能。

誰か人が住んでいる建物である必要があるため、

空き家の状態では火災共済に加入はできません。

ある程度ボロ物件の修繕が進み、

入居者がついたらその段階で火災共済に加入することになります。

構造と住宅総坪数により掛金が決定

秋田県民共済の場合、

火災共済の年額は、

建物の構造と住宅の総坪数、住宅の保障額をいくらに設定するかで決まります。

築年数や使用されている建築資材は掛け金の額に影響しないため、

シンプルに掛け金の額を計算できて、

そこそこの保障を得られるのがメリット。

近年、民間の火災保険の保険料は高額になり、

これまで10年一括払いすると割安に加入できていた方法ができなくなる、

(保険屋によると、記事作成の2022年から10年一括払いできなくなるとのこと)

など、火災保険を取り巻く環境は変化しつづけています。

保障の手厚さは多少落ちますが、

手軽に加入できてそこそこの保障を受けられる、

県民共済の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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