どのボロ戸建てを購入するか決まっていない段階で、
秋田市内にある3つの金融機関を来店して相談。
不動産賃貸業を始めたいと申し出て、融資してもらうため事前相談をしておきました。
多くの不動産投資本に登場する、日本政策金融公庫は、
3つの金融機関の内、最もビジネスライク(お固い印象)かつオンライン化を全面的に押し出してしました。
多くの不動産投資本で紹介の金融機関
秋田市内の不動産業者にヒヤリングをしながら、不動産投資本を大量に買って読み込んでいたこの時期。
複数の不動産投資書籍で紹介されていたのが、日本政策金融公庫でした。
例えば、富山で不動産賃貸業をしながら複数の書籍を出している、山屋悟氏(通称:ふんどし王子)の書籍でも、
不動産投資を始める際に有効活用できる金融機関として、
日本政策金融公庫が紹介されているのです。
書籍でよく見る名前ながら、公的でお固い雰囲気から、
何となく足が向かなかった、わたくし一休。
不動産屋から、秋田で不動産融資の実績があると聞いた秋田信用金庫と北都銀行に訪問相談した、
その1週間後に日本政策金融公庫秋田支店を訪問しました。
物件未選定ながら来店相談を依頼
来店した2022年4月は、コロナ患者数が世の中で安定していない時期。
秋田市でも、50歳以下の世代の3回めのワクチン接種が始まりかけていたようなタイミングでした。
その世相もあり、来店前に電話をかけてみると、要予約のような雰囲気。
不動産賃貸業を始めたい旨、物件が未選定な状態であることを電話口で伝えてみると、
「表面的なお話になると思いますけれど、ご来店いただいて大丈夫ですよ」
とのお返事が。
早速、来店日時を決めて訪問してみました。
相談した中で最もカッチリした金融機関
実際に訪問してみた日本政策金融公庫。
一休が相談した、秋田信用金庫と北都銀行の2社と比べてみると、
際立ってビジネスライクな印象でした。
電話対応してくれた方が窓口でも一休に応対。
窓口で用件を伝えると、電話と同じ用に
「表面的なお話にはなりますが」
と言いながら数種類のパンフレットを取り出しながら説明してくれました。
「物件資料や工事の見積もりなどがあれば、事業計画はこちらでつくりますよ」
と言ってくれた融資に積極的な秋田信用金庫と異なり、
日本政策金融公庫はすべて自前で資料を用意する前提。
当然と言えば当然なのですが、同じ金融業界で中小事業者を相手にした金融機関でも、
組織が違えばここまで違うか、という印象。
オンラインサポートが充実&利用促進
日本政策金融公庫が全面に押し出していたのがオンライン手続き。
・申込みはネットで完結! 来店・郵送は不要
・事業資金の申込みは24時間いつでもお申込み可能
と謳ってオンライン申請の利用を推進しています。
また、オンライン創業相談サービスも展開。
日本政策金融公庫の東京ビジネスサポートプラザを利用すると、
事前予約で60分、専任の担当者によるオンラインのビデオ通話にて相談可能。
事業計画について、金融機関よりの目線からアドバイスを受けたい場合、
活用を検討してもよいでしょう。
申込み→融資は早くても1ヶ月
相談する中で、融資にかかる期間について聞いてみると、早くても1ヶ月とのこと。
一休が実際に融資を申し込んだ信用金庫においても、
実際に申込みから融資まで1ヶ月程度かかりました。
購入したい物件が出た場合、
ライバルに先を越されまじと先を急ぎたくなるものです。
物件を買いたいと思ったときから、少なくとも1ヶ月かかってしまうのが、
融資を活用するデメリットと言えるでしょう。
現金決済するだけのキャッシュがあれば、その場で購入を決断して、
数日後には支払いを済ませることだって可能なのですから。
日本政策金融公庫は、親身になって相談に乗ってくれる信金や、
地域の金融機関である北都銀行と違い、
ビジネスライクでカッチリした印象。
オンラインを利用した現代的なサポート体制を有する金融機関でした。