ボロ戸建て投資のために、金融機関からのローンの活用をする場合があります。
秋田市内において、ボロ戸建て投資に融資してくる可能性が高い金融機関は、
この2行にそれぞれ融資相談をして、そのうち秋田信用金庫にはローンを申し込みましたので、その実態をここでご報告。
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秋田信用金庫と北都銀行は融資の実例ありとの情報
わたくし一休が、秋田市でのボロ戸建て投資活動を始めた2022年4月。
秋田市内の不動産業者を訪問し、営業担当に様々なことをヒヤリングしました。
その中で、融資が通った実例がある金融機関として挙げられたのが、秋田信用金庫（あきしん）と北都銀行（ほくと）でした。
秋田銀行は不動産投資への融資に慎重
ちなみに、秋田県内の最大手の秋田銀行（あきぎん）は不動産投資には慎重な様子。
不動産投資用のローンが通ったという話は、この記事を書いている2022年6月時点では一度も聞いておりません。
宅建業者や金融関係者などの話によれば、
秋田銀行は中小事業者への融資より、給与所得者への住宅ローンなど、より低リスクな貸し出しを好む印象。
資産性が低くハイリスク、担保物件としての価値が少ないボロ物件を購入する費用の融資は難しい様子です。
2行に融資相談し概ね好意的な回答
不動産業者からの話を聞き、融資を実行してくれそうな秋田信用金庫と北都銀行に相談のため訪問。
築古の戸建てを購入して賃貸業を始めたいので、融資をお願いすることになるかもしれません、というプレゼンを行いました。
結果、2行とも概ね融資に好意的な回答をいただけたので下記で共有。
北都銀行の反応
相談した支店の融資担当が不在だったため、担当課長と面談。
ボロ戸建ては担保評価が低いので、融資した場合には空室リスクなど、
「様々な角度からプレッシャーをかけて」審査していくことになるとのお話。
話の中では、戸建てはアパートと違い、空室リスクが顕在化しやすいとの指摘も。
アパートは、全戸が同時に空室になるリスクは減らせるが、戸建ては100（満室）か0（全空）かになるのでリスクは高めである、とのご意見でした。
北都銀行では、制度融資の話を先方からしていただけました。
秋田県や秋田市が行っている、創業支援制度に乗っかることができる場合には、創業支援のためのコンサルを受けられる可能性もあるというお話。
自治体の創業支援を活用すれば、利子補給（金融機関への返済利子を税金から補助してもらえる制度）を受けられる場合もあります。
北都銀行は、ボロ戸建て投資の場合は、空室などのリスクをきっちり吟味し、
全空の場合には勤め人の給与からきっちりと返済できるかどうかを慎重に見極められるだろうな、という印象でした。
秋田信用金庫の反応
街の金融機関である信用金庫。
中小の事業者をメインに相手にお金を融通する金融機関で、ボロ戸建て賃貸業をやりたいとの申し出にも好意的な反応が得られました。
勤め人であるわたくし一休、信用金庫に融資相談するのは初めての経験。
訪問してボロ戸建て賃貸業を始めたい旨を申し入れたところ、
物件の購入費用やリフォーム費用の見積もりがあれば、事業計画は融資担当者が作成して審査に回す、など協力的な姿勢。
北都銀行ではお話があった、制度融資のお話はなかったため、詳しく調べてはないものの、
信金では制度融資の活用はできないのかもしれません。
あきしんでボロ戸建てローンを申し込んだ
2022年4月に北都銀行と秋田信用金庫に相談してから、1ヶ月以上経過しましたが、
購入したいボロ戸建てを発見したのでローンの申し込みすることに。
一休は秋田信用金庫に融資申し込みすることにしました。
理由としては、面談時の印象から、北都銀行の方が審査が厳しそうな印象を受けた点、
融資額が総額250万円とそこまで大きな金額ではないので、
申請に手間と時間がかかりそうな制度融資を使う必要はないだろうと判断したため。
金融機関として、信金の方が地銀よりも柔軟に対応してくれる、という情報を不動産投資書籍で得ていたのもありました。
秋田市ボロ戸建て投資で融資を使う場合は、
融資が必要な金額、融資にかけられる時間、金融機関の融資姿勢など、様々な角度から検討し、
ローンを申し込む金融機関を選びたいですね。
