秋田ボロ戸建てDIY法

ボロ戸建てを自力で清掃してハウスクリーニング費用を節約【秋田でボロ物件リフォーム】

不動産屋で契約した直後、ボロ戸建てに行って独りで清掃しました。

通例では売主負担になるホームクリーニング不要で値引きしてもらった分、

わたくし一休自身の労働力を投入。

限られた時間ではありましたが、ボロ戸建てに一応の清潔感を与えることができた様子をご報告。

清掃不要で指値交渉していた

不動産業者とボロ戸建ての価格交渉をしていたころ、

ホームクリーニングして渡しますよ、という話がありました。

そのホームクリーニングは不要ですから値引きしてください、とお願いした経緯があります。

交渉の結果はめでたく5万円引きで95万円(ボロ戸建て価格)。

何を隠そう、わたくし一休は掃除好き。

かつて大学の寮に住んでいた頃、耐震工事に入った建設業者の現場監督から、

一休さんの部屋がいちばんキレイですね、と褒められたほどです(笑)

前日にホームセンターで掃除用具を購入

ボロ戸建て契約の前日、契約書に目を通したあと、

近所のホームセンターに出かけて清掃用具を購入。

不動産業者を通して、契約のあとに物件を訪問して清掃してよいかお伺いを立てていたのです。

(契約書を締結、手付金を払った段階ではまだ売主の所有物。

融資がおりて残代金を支払ってから、ボロ戸建ては一休のものになります)

「そういうのって、全額支払い終わってからなんじゃないの?」

という、至極もっともな疑問が売主から呈されたそうですが、

そこは不動産屋が上手に対応して、清掃の許可を取り付けてくれました。

売主がかなりキレイに残置物を撤去してくれていたおかげで、

自力での清掃はそこまで極端には負担にならないと直感。

モップやぞうきん、クエン酸スプレー(汚れ落とし)など、

およそ1万円の清掃用具を抱え、会計を済ませました。

(合計27点で、ホームセンターの若いあんちゃんは少しダルそうでした)

電気も水も使えないボロ戸建ての掃除

誰も住んでいない、購入したてのボロ戸建て。

水も電気も使えません。

ボロ戸建ての電気については、電力会社に連絡しないと電気は使えないものと、

ブレーカーを上げれば使えるタイプがあるそうです。

一休が購入したボロ戸建てはブレーカーを上げれば使えるタイプですが、

まだ売主の所有物なので勝手に使用してはなりません。

水を7リットルを、アウトドア用のプラティパス(折り畳める水筒)などに詰め込んで、

リュックザックに入れて持ち運びました。

7キロの水、重い。

そしてホームセンターで買った27点の掃除用具、重い。

誰もいない築37年のボロ戸建てで、独りさみしくセルフハウスクリーニングの始まり、はじまり。

掃除機、掃き、モップ、水拭き

ゆくゆくは床のフローリング部分にニスを塗布したり、

クロスの張替えをセルフで行うつもりなので、

床や壁についた汚れを落としていきます。

売主がちょくちょく残置物の撤去に来ていたとは言え、

およそ10年に渡って空き家だったボロ戸建て。

10年分の汚れやホコリがつまっています。

まずは自宅から持参のダイソン(掃除機)で、おおまかなホコリを吸引。

その後、細かいホコリは掃き掃除で撤去し、モップを使って拭き掃除。

2階の居室には、なぜか鳥のフンが飛び散っている箇所もあり、

掃除好きの一休をハッスルさせます(笑)

鳥のフンをクエン酸スプレーとぞうきんで拭き取って、一応の掃除は完了。

ボロ屋に溜まった虫の残骸などを一掃

そこから細かい部分の掃除に着手。

すべての窓サッシを開け放ち、隙間に溜まった虫の残骸をホウキでかき出します。

ボロ戸建てが立っているのは、山のそば。

秋田県の田舎では、カメムシという害虫をよく見かけます。

杉の木などに生息し、米を食害したり、刺激されると強力な悪臭を放ちます。

(青臭いにおい、などと表現されることも)

秋の稲作収穫シーズンになると、行き場を失ったカメムシが大挙して、

付近の住宅に押し寄せるのです。

扁平したカラダを持つカメムシは、押し入れの中や窓のサッシの隙間に潜伏し、

冬を越すのです。

そのまま死に絶えるカメムシも多く、一休が購入したボロ戸建てには、

全体で数百はくだらないカメムシの残骸がありました。

窓という窓を開け放ち、サッシに溜まったカメムシを掃き出します。

並行して、10年間に溜まった蜘蛛の巣も取り除きました。

契約直後に訪問し、およそ3時間、まだまだ途中ではありますが、

ボロ戸建ての清掃に一区切りをつけて物件を後にしました。

掃除って時を忘れて、ついついやり過ぎてしまいます。

ボロ戸建てはあくま投資として取り組んでますので、

のめり込みすぎずに片付けるのを意識したいところです。