ボロ戸建ての内装でコストパフォーマンスが高いクロス張り。
壁紙を新しくすることにより、部屋の印象をガラリと変えることができます。
わたくし一休が秋田県内に購入した築37年のボロ戸建て。
8畳の1階リビングで壁紙張りしたところ、部屋の印象が大きく変わったので共有します。
下地のクロス剥がしは不要、既存の壁紙に上張りするだけの素人施工でもぱっと見の印象は大きく変えられました。
Contents
壁紙張りに使ったもの
今回、一休がクロス張り施工に使ったのは以下のとおり。
すべてAmazonで揃えることが可能です。
クロス張りは壁紙の下地処理が大切
クロス張りを効率的に行うためには、壁の下地処理が大切です。
一休のボロ戸建てリビングには、画鋲や古い空気清浄機などの残置物がたくさん残っていました。
それらを撤去し壁紙を貼りやすくしていきます。
画鋲など不要物を撤去
画鋲を撤去する際は釘抜きがあると便利。
(釘抜きを使って不要物を撤去した記事はこちら)
壁に固定された古い空気清浄機は、一休の実家から持ってきた電動ドライバーを使いながらビスを取り外して撤去。
残置物であるストーブ配管は自力で撤去が困難。
写真右上に不要な配管があります。
一休がDIYするタイミングでボロ戸建ての外壁工事に来ていた、大工職人に依頼して撤去してもらいました。
不要な配管がきれいに撤去されています。
壁の穴部分は2重にクロス張り
残置物を撤去した壁にはいくつか穴が開いています。
それらの穴にはクロスを2重に貼り付けることで目立たなくしました。
ベニヤ板や透明なアクリル板をビスで固定して穴を塞ぐことを検討しましたが、目立たなくなれば別にいいやと判断。
それであれば、多少余りが出ると予想される壁紙を穴を塞ぐサイズにカット。
穴をクロスで塞いだ上に、壁一面に同じクロスを張ることで穴は目立たなくなりました。
30mのり付きでちょうど8畳1部屋分
一休が使用したクロスは、30mのり付きをネットで発注。
使用した商品は下記のとおりのスペック。
・しっかり貼れるタイプの生のりつき壁紙30m。約6畳(26平米)の部屋の壁面を全部張り替えられる長さです。
・すっきりシンプルな細かい織物調【品番】SSP-2854(旧SSP-9532)
・【サイズ】巾:92cm × 30m リピートなし
・【機能】防カビ、撥水コート、抗菌、表面強度アップ、準不燃(2-3)、F☆☆☆☆取得
・【内容】生のり付き壁紙 30m + カッターの替刃
壁紙屋本舗Amazon商品ページより引用
30mで約6畳分という事前情報でしたが、結果的に8畳1部屋に天井以外を張ることができました。
クロスの面積については、引き戸などの建具は貼り付けないのでそれらの面積を計算すれば正確に購入することが可能です。
一休は面倒くさいので、Amazonの商品説明を参考にしてエイヤで注文してラッキーにも間に合いました。
壁紙はAmazon壁紙屋本舗を利用
壁紙はAmazonの壁紙屋本舗を利用しました。
のり付きの壁紙のほか、壁紙の貼り付けに不可欠なカッターも付属。
そして初心者に優しいクロス張りの手順書も同梱されていました。
これらに加えて、クロスの継ぎ目を張り合わせるローラーなどを含むクロス張りセットもAmazonで購入。
同梱されたヘラは壁に張り付いた壁紙の空気抜きの施工をする際に重宝しました。
基準線を引いて垂直に壁紙を張る
壁紙屋本舗の手順書に従って、基準線を引いていきます。
曲がり尺をつかって、クロスを張る位置に合わせて鉛筆で壁に基準線を引く。
基準線を引いておくことにより、クロスをまっすぐに貼っていくことが可能。
のりが乾くまでクロス貼り直しできる
素人DIYで壁紙をしっかり貼れるか不安でしたが、糊が乾くまでは何度でもクロスを貼り直すことが可能。
正月のつきたての餅のような粘り気のある糊を使用している壁紙。
壁にしっかりとくっつくものの、破らないように気を使いさえすれば剥がして再接着可能になっています。
初めてクロス張りする人でも安心してセルフリフォームで壁紙張りにトライできますね。
結果的に、8畳のリビングのクロス交換に丸半日を要しました。
(天井以外の壁全面のクロス張りをDIY施工)
正午にクロス張りを開始して、日付が変わって午前0時半で作業完了。
素人で不慣れなこともあり、単調作業ながら中々の長時間労働となりました。
余った部分は階段クロスを部分補修
今回のクロス張りで余った壁紙は、階段脇の剥がれたクロスのリペアに使いました。
ツギハギになるので見た目が悪くなる点を危惧しましたが、思っていたよりは好印象。
ボロボロに劣化した壁紙をそのままにしておくよりは、ツギハギでも貼ったほうがよくなる場合もあると判明しました。