ボロ戸建て役立ちグッズ

【戸建て投資本】舛添菜穂子氏の書籍はエリア選定から融資やリフォームまでノウハウ満載

ボロ戸建て投資に役立つ本をご紹介しているシリーズ。

今回は、パート主婦という低属性から不動産投資をスタートし、戸建て10棟の大家になった過程をまとめた書籍。

舛添菜穂子氏の、「<令和改訂版! >パート主婦、”戸建て大家さん” はじめました!

ボロ戸建て投資をこれから始めたい初心者にとっても、具体的でわかりやすいノウハウが満載の良著です。

戸建て投資のやり方をわかりやすく解説

著者の舛添菜穂子氏は、大阪府出身。

関東在住で、パート主婦をしながら不動産投資をスタート。

戸建てを10棟所有するに至るまでに培った経験と知識を本書で紹介しています。

わたくし一休が、ボロ戸建て投資活動をスタートさせた初期に購入した1冊です。

過去記事でも書いたとおり、一休の日記記録上、

ボロ戸建て活動をスタートした日に購入した書籍が本書でした。

つまり、一休にとって戸建て投資活動のきっかけだったと言っても過言ではありません。

パート主婦が戸建て10棟購入

本書の特徴は収入が低い、いわゆる「低属性」のパート主婦の立場から、

創意工夫しながら戸建てを購入、リフォームして賃貸経営をしていく様子が記されていること。

また、ボロ戸建て投資本の場合は、DIYセルフリフォームの内容もハードになりがち。

それに対して本書では、水回りは業者を活用して後のトラブルを防いだりしつつ、

内装など自分で手をかけられる部分は自分で行うなど、バランスが取れた内容になっています。

築古戸建て投資で高利回りを狙いたい気持ちが高まっている初心者が、

本書を読むことによって、戸建て投資全般についてバランスよく知識を習得できるでしょう。

賃貸経営サイトで物件の賃貸需要を探る

以下、一休の印象に残った箇所をご紹介。

戸建て投資を始める際、まずは物件を選定することからスタート。

物件が所在するエリアを選ぶ際、舛添氏がおすすめしているのが、「見える!賃貸経営」。

その地域の平均募集家賃と空室数、どんな間取りを希望しているのか、希望家賃や築年数などが一目瞭然です。
引用:舛添菜穂子、「<令和改訂版! >パート主婦、”戸建て大家さん” はじめました!」、ごま書房新社、p114

このサイトを活用することにより、

購入しようとしているボロ戸建てのライバルがどのくらいいるか、

家賃をどのくらいいただけるかの想定が可能。

戸建て物件を選ぶために、具体的に活用できるツールなのです。

プロパンガス屋と施主支給で費用カット

すぐに活用できて、ボロ戸建て投資でも使えるテクニックがこちら。

プロパンガス業者と施主支給というノウハウ。

プロパンガスは利益率の高い業態。

競争率も高いゆえ、顧客獲得のためにサービスを提供してくれる場合があるのです。

例えば、エアコン1台をリースとして初期料金無料で貸し出してくれ、取り付け工事も無料。

あるいは、プロパンガスの供給契約を前提に、

ガスコンロをネットで安く注文したものを、サービスで取り付けてもらうなど。

プロパンガス業者は、ガス管工事のノウハウを持っており、

大工や水道業者などとのつながりを持っている場合もあるため、

上手にお付き合いできれば、コストを削減することが可能です。

また、施主支給(せしゅしきゅう)は、リフォームに必要な機材を大家が提供すること。

例えば、給湯器をとりつけしたい場合、業者に事前に施主支給する了承を得ておけば、

ネットで最安のものを大家自身で注文することにより、

トータルで見た工事費を削減できるのです。

設備業者は給湯器や水栓金具など、リフォーム資材にも利益を乗せている場合もあります。

その部分をカットすることにより、利回りが向上していきます。

利回りについてはこちらをどうぞ)

日本政策金融公庫で戸建てに融資活用

舛添氏はパート主婦という低属性ながら、融資を活用し戸建てを取得しています。

その際に力強い味方になったのが、日本政策金融公庫。

政府系の金融機関で、中小事業者にお金を貸し付けるのを仕事にしている特殊会社。

融資期間が短いなどのデメリットはありますが、

低属性でも融資してもらえる点や、創業者を支援するためのインフラも整っています。

一休も本書を参考にして、日本政策金融公庫に相談に行きました

本書では、融資の申込みから面談、融資決定し契約するまでの流れが紹介されています。

戸建て投資を始めたいけど、融資の活用の仕方がわからない、という方はぜひ手にとってみるとよいでしょう。