ボロ戸建て役立ちグッズ

築古ボロ物件で穴あきボロボロ石膏ボードの車庫内壁補修に必要な物を検討【田舎秋田で実践】

ボロボロの石膏ボード

わたくし一休が購入した、築37年のボロ物件。

車庫の内側では、石膏ボードの一部に穴が開き、

見た目がいかにもボロ物件という趣き。

せめて穴ぐらい塞いでおくか、

ということでDIYセルフリフォームの計画を立てます。

車庫は天井壁が石膏ボード

車庫配置図車庫配置図

車庫は天井と壁3面が石膏ボード、車の入り口はシャッター、

床はコンクリが打設されています。

このうち、石膏ボードは染みている場所があり、

一部には穴があいています。

室内入り口横などに穴があり

特にひどいのが、

居室に入るドアの横と、シャッター脇の石膏ボード。

ドア横は、触るとボロボロと崩れ落ちる劣化具合。

ボロボロの石膏ボードボロボロの石膏ボード&銅管から液漏れ

現場周辺を確認してみると、

灯油をボイラーに送る銅管を床下に這わせるため、

床がしっかりと張られておらず、

ベニヤ板1枚だけで床下と接していることが確認できました。

通常、家屋は根太(ねだ)という柱を基礎の上に横たえて、

その上に構造用合板(薄いいたを何枚も張り合わせたもの)を敷き、

その上をフローリングで仕上げます。

ベニヤ1枚で床下と接しているということは、

それだけ床下からの湿気がダイレクトに上がってくるということ。

この部分については、床下に湿気調節対策を施した上で、

ベニヤ板を貼り直そうと発想しました。

石膏ボードの穴を塞ぐ方法を検討

入り口横リフォーム検討図面入り口横リフォーム検討図面

石膏ボードの穴を塞ぐ方法については、

もっともカンタンなのは、

穴のサイズに石膏ボードをカットして穴を埋める、というもの。

幸いなことに、ボロ物件の売主が車庫の中に残置してくれた、

残り物の石膏ボードがそのまま使えそうです。

高額機材は不要と判断、安く仕上げる

石膏ボードを加工するのは、

人生初体験です。

必要な機材を検討しましたが、高額なものは不要と判断しました。

検討した高額機材とは、具体的には、

の3点です。

インパクトドライバーは、ショックを与えながらビスを打ち付けたり、外したりできる機材。

丸ノコは電動で、コンパネなどの建材をカットするのに使います。

釘打機はその名のとおり、自動で釘を打ち付ける銃のようなもの。

いずれも数千から数万円はする高額な機材。

石膏ボードは丸ノコでカットすると、

激しく粉塵が発生し、粉まみれになるため、

ホームセンターではカットしてくれないことが判明。

それ以前に、カッターを使って切れ目を入れると、

切れ目からポキン、と折れるようです。

それならば、高額な丸ノコは不要。

また、石膏ボードで埋めるべき穴は、

全部で畳1畳分の大きさもありません。

このサイズならば、

「3×6版」(サブロクバン)と呼ばれる、

910mm×1820mmのサイズ(たたみ1畳)と同じサイズ

の石膏ボードで事足りそうです。

この程度のサイズの石膏ボードを壁に打ち付けるなら、

高額な釘打機など不要と判断し、

近所のダイソーに行って、

大きさがアソートになっている釘と、大小2種類のカナヅチを購入しました。

釘、カナヅチでおよそ500円ですから、

釘打機を10,000円と見積もっても、20分の1の費用です。

メインは厚めのカッターとL字定規

今回のDIYセルフリフォームで、

メインで使用することになるのは、

厚めのカッターL字定規です。

前述のとおり、石膏ボードは切れ目を入れると、

その切れ目からポキン、と折れるはず。

そうであれば、穴のサイズにカットした石膏ボードを、

切断面に石膏ボードヤスリをかけて面取りし、

あとは100均で購入した釘を打ち付ければ完成する予定です。

当初に想像した以上に安くできそうなので、

実行したらまた記事にします。