ボロ戸建て投資基礎知識

10年空き家だったボロ戸建ての灯油設備を農協に確認してもらい損傷した銅管交換を依頼

灯油タンク

10年空き家で築37年のボロ戸建てを購入した、わたくし一休

購入したボロ物件の設備のうち、

灯油に関する設備の点検を、

灯油宅配業者のJAに依頼。

タンクから機器に灯油を送る銅管に損傷を発見し、交換を依頼しました。

見積もりは、5000円で作業時間は1時間ほど、とのこと。

依頼の流れを共有します。

給湯器や暖房に灯油を使用

一休が購入したボロ物件がある地域は、

豪雪地帯で冬場は寒い場所。

燃料は灯油をメインに使う地域です。

一休のボロ戸建ても、浴室や台所にお湯を供給する給湯器は灯油式。

プロパンガス業者に、ガス供給契約の締結を前提に、

施主支給で給湯器交換を依頼していましたが、

灯油タンクからボイラーまで、

問題なく灯油を送れるかチェックできていませんでした。

ボロ家の灯油設備が使えるか確認

ボロ屋の灯油設備を自分で使えるか、

まずは、目視で点検してみました。

灯油タンク灯油タンク

車庫外側に設置された灯油タンクは、

一見すると使えそうな雰囲気。

車庫配置図車庫配置図

車庫の内側にある配管が、

壁の内側に潜り込み、

床下を通っておよそ5m先のボイラーにつながる、

という位置関係になってました。

農協に電話して灯油機器の点検依頼

素人の目視だけではどうにもならないので、

灯油宅配を依頼することになる農協に電話し、

設備点検の依頼をしました。

約束時間どおりに、農協の給油所から2名のスタッフがきました。

まずはタンクの内部を点検し、

その後は台所の床下点検口を開けて、

床下を這わせた配管のチェックなどをしていきます。

灯油タンク問題なし・銅管から液漏れ

結論は、灯油タンクは問題なし。

灯油をボイラーに送る配管(銅管)が、

車庫内部で折れて液漏れしているのを発見しました。

灯油タンクの点検

灯油タンクは、1.5mほどの棒をタンクの中に差し込んで、

中をグルグルとかき混ぜていました。

何をしているか質問してみると、

灯油タンクの内部にゴミが溜まっていないかチェックしている、とのこと。

この作業で、特に問題はありませんでした。

ちなみに、参考までに灯油タンクなどについて確認すると、

タンクの容量は200リットル。

3人程度の家族なら、夏場は1ヶ月に1回程度の補充のことが多い。

(もちろん、灯油機器の使用頻度によります)

雪が降り、暖房機材を使う冬場は、

2、3週間に1度程度の灯油補充することが多いようです。

灯油の銅管に液漏れ

灯油タンクは車庫の外壁沿いに設置され、

銅製の配管は、

そこから車庫の内壁沿いに壁3面を這うようにして迂回し、

家の内壁を経由して床下をとおり、

5mほど先のボイラーに至ります。

ボロボロの石膏ボードボロボロの石膏ボード&銅管から液漏れ

車庫の内側で、銅管がビニールテープでグルグル巻にされているのを発見。

農協スタッフによると、

何かの弾みで銅管が折れ、

液漏れしたのではないか、との見立て。

石油が漏れて、直下にあった木製の板を湿らせていました。

他に大きな異常は見受けられなかったため、

銅管を部分的に交換することにしました。

ちなみに銅管は、普通に使っていれば、

交換が必要になることは滅多にないそうです。

これから、灯油設備を使ったボロ物件に遭遇することもあるでしょうから、

備忘録としてメモしておきます。

銅管交換は5千円で1時間作業の見積り

農協給油スタンドに交換を依頼した、

灯油を機材に送るための銅管。

メートル単位で量り売りのようで、

3mほどで、交換代金含めて5,000円でおつりが来るだろう、とのこと。

作業時間も1時間くらいで済むようなので、

気楽に発注することができました。

今回のケースを通して、

不動産投資は本当に外注できるインフラが整っている、

と感じました。

秋田市から車で90分ほど離れたところにある、一休のボロ物件。

こんな場所に、困った時に依頼できる業者が存在するのも、

衣食住の最もうち、金額的に最も大きなパートを占める、

住居に関することだからと実感します。

このボロ物件の場合、灯油に関することで困りごとがあれば、

農協に相談すればよいとの学びにもなりました。