ボロ戸建て投資において、いつもDIYセルフリフォームできるとは限りません。
ガス配管や給湯器の設置など、配管工事を伴うものは危険性が高めです。
そんな時にお世話になるのがプロパンガス業者。
契約を前提に様々な工事を依頼してみると、柔軟に対応してくれることがあります。
工賃のみで作業してくれることもあるので、
相談できる場合には積極的に活用していきたい知識をご紹介。
専門性が高い工事をガス業者に依頼
わたくし一休が購入したボロ戸建て、
お風呂や台所にお湯を供給する、給湯器やガスコンロが老朽化して使えなくなっていました。
そこで、設備の入れ替えを検討し、
リフォーム会社からの見積もりをとって検討。
全般的に高額だと感じた一休。
ボロ戸建てを始めるまえに読んでいた、不動産投資本を思い出しました。
プロパンガス業者に工事をお願いすればいいんじゃないか、と思い立ったのです。
契約前ならガス供給を前提に交渉
一休のボロ物件は、プロパンガス地域。
(ガスには都市ガスとプロパンガスがあります)
いくつかのプロパンガス業者に電話してみて、
ガス料金について問い合わせたところ、地域で最大手の業者が最安だと判明。
入居者のためもあり、そのプロパンガス業者にガス供給を依頼しようと決意。
そして、そのプロパンガス業者に、ガス供給契約をする前提で、
リフォーム工事の見積もりを依頼したのでした。
給湯器やガスコンロ設置の見積り依頼
ガス供給をお願いしたいのですが、
給湯器やガスコンロを設置していただけないでしょうか、と依頼。
すると、ガス屋の所長は快く了承してくれました。
早速、ボロ物件の現地を見てもらい、
壊れた給湯器とガスコンロに適合する機種の、
交換工事の見積もりを依頼したのでした。
施主支給でやってもらえないか交渉
プロパンガス業者から上がってきた見積もり。
リフォーム会社からの見積もりと比べると割安なものの、
まだ高いと感じた一休。
ガス会社の所長に電話をかけて、さらなる交渉。
「所長、わたしが見積もりの給湯器とガスコンロを手配するので工事だけやってもらえませんか?」
これが、不動産投資本でよく紹介される、
施主支給(せしゅしきゅう)というもの。
リフォーム会社やガス会社は卸問屋(おろしどんや)から機材を仕入れ、
多少のマージンを乗せて消費者に施工サービスを提供。
そのマージンが乗っているため、どうしても消費者が支払う金額は高額になります。
その中抜きをするのが施主支給。
なんと、ガス屋の所長、施主支給にも二つ返事でオーケーをくれました。
ガス契約を前提にしていると、
何かと無理を聞いてくれて助かります。
施工単価のみで割安な見積もり
施主支給のため、早速ネットで機材をリサーチ。
結果、Amazonで適合機種が安く手配できそうなことが判明。
リフォーム会社の見積もりと比較すると、
なんと半額以下、ガス会社の機材見積もり比で20%安、
という条件で給湯器やガスコンロを調達可能でした。
この機材を調達し、
プロパンガス屋には工賃のみの支払いでお願いできるということになりました。
機材を割安な価格で調達できる、費用削減効果は絶大です。
(詳細な費用削減効果は別途記事にしようと思います)
柔軟に工事依頼に対応してくれる業者は、
ボロ物件投資の心強い味方。
このプロパンガス会社とも、末永くお付き合いをお願いしたいものです。