ボロ戸建て投資を始めるのに必要なのは、物件の購入資金と知識。
このうち、知識について効率的に収集できるのは、書籍での情報収集です。
日本全国のボロ戸建て投資家たちが、自身のノウハウを惜しみなく書籍で公開してくれています。
今回は、ヤンチャ大家のふかぽん(a.k.a.ボロ戸建てKING)氏の書籍、「ヤンチャ大家が教える「最強ボロ戸建て」投資術」(扶桑社)をご紹介しますね。
※一部抜粋しながら大まかな内容をご紹介します。
Contents
ボロ戸建て投資で2年半で給与を超えた
ふかぽん氏は大学卒業後、中古車販売会社→不動産業者の営業という職歴。
そして、不動産業者の営業の仕事をしながらボロ戸建て投資に打ち込み、
2年半で勤め人の給与を、ボロ戸建てからの収入が上回った、とのこと。
その後、勤め人を卒業して、現在はyoutubeやtwitterなどで、
ボロ戸建て投資に関する情報を発信されている方です。
築30年以上のボロ戸建てを3万円以上で貸す
ふかぽん氏の投資手法はいたってシンプル。
築30年以上のボロ戸建てを100万円以下で購入し、
20万円以下でセルフリフォーム。
そのボロ戸建てを貸し出すことによって家賃収入を得る、というもの。
ふかぽん氏は、
3万円以上で貸せるボロ戸建て投資は誰でも勝てるイージーゲーム
であると述べています。
氏によれば、ボロ戸建ては家賃相場の下限があり、おおむね3万円程度。
安くボロ戸建てを仕入れて、同じく安くセルフリフォームできれば、
投資したお金を短期間で回収できる(=高利回り)が期待できる、ということです。
例えば、ふかぽん氏が推奨している上限、
ボロ戸建て100万円、セルフリフォーム20万円、家賃3万円だとすると、
家賃年間36万円÷120万円(物件+リフォーム)=30%
ということで、30%の高利回りが狙える、ということになりますね。
ボロ戸建て投資用に400万円のタネ銭を準備
投資をするためには、元手になるタネ銭が必要。
このタネ銭の金額、不動産投資家によって金額に多少幅があります。
ふかぽん氏の場合、ボロ戸建て投資に参入するために必要なタネ銭は、400万円を推奨。
自動車を公道で運転するために免許証が必要なように、
400万円のタネ銭は、ボロ戸建てを投資を始めるための免許
だと言っています。
400万円のタネ銭があれば、金融機関からの融資に頼る必要がなく、
自身の判断で物件の購入やリフォームを進められます。
金融機関に融資の申込みをしてから、融資が実行されるまでかかる時間を省き、
ボロ戸建て物件買い付けの申し込みもスピーディに行えるメリットが。
いい物件は会社を休んで見に行こう
ふかぽん氏は、誰でも使える一般不動産サイトでボロ戸建てを探しています。
誰でも使えるサイトゆえ、ライバルに勝つために、
「これは!」と思う物件があれば、会社を休んででも見に行くのです。
ふかぽん氏のおすすめの条件
関東圏。価格は100万円以下。上下水道完備。駐車場あり
(引用:ヤンチャ大家が教える「最強ボロ戸建て」投資術、ふかぽん(a.k.a.ボロ戸建てKING))
という物件を見つけたら、
こうした絶好球を見つけたら、会社を休んででも内覧に駆けつけ、問題がなければ即、買い入れるべきです
(引用:前掲書)
物件情報に四六時中目を光らせておいて、いいボロ戸建てを探すのです。
平日忙しく、不動産投資は土日メインの方向けには、不動産ジャパン
をおすすめしています。
不動産ジャパンは、とにかく見づらく、情報が少ないため、掘り出し物にありつける可能性が高いことがその理由。
時間に余裕がある人やスピード勝負で物件を見にいける人は、
アットホーム
やホームズ
などの大手サイトを使ってもよい、とおすすめしています。
リフォームは必ず20万円以下で仕上げる
ボロ物件のリフォームはやりすぎ注意。
これは多くのボロ戸建て投資家たちが口を揃えて言うところ。
ふかぽん氏の場合は、20万円と上限を決めています。
お金をかけないでセルフリフォームするためには、まず上限を決めておくこと。
そして、自分(=セルフリフォームするあなた自身)の基準でリフォームしないことを意識するようすすめています。
お金をかけずにスピーディにセルフリフォームを行い、
ボロ戸建てをとりあえず住める状態に仕上げる。
そしてジモティーなどを駆使して賃貸に出す。
安く仕入れ、リフォームして、賃貸に出す、それを繰り返す。
ふかぽん氏はこれを、
BRRRの法則
として紹介しています。
BUY(購入),REPAIR(修理する),RENT(貸す),REPEAT(繰り返す)
このサイクルを繰り返していくことにより、途中からボロ戸建てが次のボロ戸建てを買ってくれる状態になる、とのこと。
ここまで、わたくし一休がご紹介したのは、ふかぽん氏のノウハウのほんの一部。
本書には、ここまでご紹介できなかった、
目からウロコが落ちるノウハウが多数紹介されています。
ボロ戸建て投資を始めようと思っている方にとって、必読の一冊と言えるでしょう。
ぜひご一読を。